信級の自然。それを引き継ぐ山の人々。
信級は太古の昔、海でした。そこかしこでむき出しになっている地層からは、世界最古の鯨をはじめ、さまざまな海の生き物たちの化石が出土します。そんなかつて海だった場所が、陸となり、山となり、古くは縄文時代から、自然の中で生きる知恵を代々伝え、自然の恵みを最大限に活かしてくらしてきました。そのバトンは引き継がれ、今なお、古民家と棚田が織りなす風景やそこに住む人々のくらしに表れています。山から湧き出る水を飲み、自分達で作った米や野菜を食べ、代々育てた山の木で建てた家に住み継ぐ。こんなくらしが当たり前の村です。現代に残る貴重なこの土地と文化を次の世代に繋げることは、今を生きる私達の使命ともいえます。
  • 風景
  • 池に鯉が泳いでいる
  • おばあさんがいる風景
  • 小さな滝
  • 長靴
  • 水が滴る木の葉
  • 桶いっぱいの野菜
  • 手のひらで踊るどじょう
  • おじいさんが畑の手入れをしている
  • 灯がついている灯籠
  • 風に揺れる稲穂
  • 鹿谷城址についての看板
  • 炭焼き窯
  • 中央に森がある池
  • 茶色の岩肌
  • 岩肌に木が生えている
  • 植野さんのお子さん
  • 棚に保管されている薪
  • 植野さんの家
  • きれいな墨

ロゴマークに込めた想い

  昭和13年、信級周辺の山中で、
新種の鯨(シンシュウセミクジラ)の化石が発掘され、
世界最古のセミクジラ属であることがわかりました。
以来、信級が位置する信州新町は
鯨の町としても知られています。

ロゴマークは、そんな信級をかつて泳いでいた
「鯨」をモチーフにデザインしました。
クジラの名の由来は「黒と白」に由来している
とも言われています。
炭(黒)と米(白)の結晶として、
広く時空を渡って欲しいという願いを込めました。

炭農家うえの

信級に暮らして
信級で暮らしていると、人一人の力なんてものは露ほどのもので、変動を続ける大地の微かな表面の雄大で強い自然の小さな一角を、先人達の歴史のほんの一瞬だけ間借りして生かされているのだと体感します。

経済からかけ離れてしまった山村には付加価値が必要だと思っていたけれど、なんのことはない。この場所自体の価値が計り知れないのです。こんなに楽しい場所を自然に返してしまうのは勿体ありません。

一人では自然に押し潰されてしまいそうになるけれど、みんなで信級を楽しんで、少しでも多くの人が暮らしていける場所に保っていければと思います。
  炭農家うえの代表 植野翔
アクセス
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