玄米珈琲について

  • 原材料は玄米のみですので、お米アレルギーで無ければ問題ありません。
  • 田植え1週間後に除草剤を一度のみ使用しておりますが、特別栽培米基準(※)から比較しても1/3以下の使用量です。
    また、化学肥料は使用せず、有機質肥料(米ヌカ、鶏糞、カキ殻石灰等)を田んぼの状態に合わせて最低限の量を施しています。
    玄米を残留農薬検査に出したところ、全て不検出でした。
    残留農薬分析結果報告書

    現在、自然栽培米(無農薬無肥料米)を少ない枚数で試みております。一窯分全量注文(約8kg)の場合に限り、自然栽培米での玄米珈琲を生産することもできますので、ご希望の方はご連絡ください。

    (※)特別栽培米基準とは各都道府県の慣行栽培に使う農薬の使用回数と化学肥料の窒素成分量を50%カットして作られたお米のことです。病虫害の発生が少ない長野県の基準は12成分と全国でもトップレベルの少なさです。
  • 焙煎から1年半に設定しています。
    玄米珈琲は酸化しやすい性質がありますが、脱酸素剤を同封して密閉しているのでおいしさが保たれます。
    開封後は賞味期限に関わらずできるだけお早めにお召し上がりください。
  • 玄米ですので食べていただいても問題ありません。
    また、ドリップ式、急須式ともに味は薄くなりますが二番煎じも可能です。
    お客様の中には、カレー等のお料理に混ぜたりする方もいらっしゃいます。
  • 原料となる信級産玄米を放射能検査にかけたところ、不検出でした。
    検出限界はヨウ素131 0.34Bq/kg、セシウム134 0.38Bq/kg、セシウム137 0.34Bq/kgという厳しい検査(※)です。
    (※)国の基準値は100Bq/kg
    放射能分析結果報告書
  • 薬事法の関係で効果効能をうたうことはできませんが、成分分析では別表のような効果があるとされる成分が検出されました。
    分析試験成績書

玄米について

白炭について

  • 炭には大きく分けて黒炭と白炭があります。
    その一番の違いは、炭化させた後に炭を消す工程にあります。
    黒炭は炭化が終わった後に窯を閉じて空気を遮断し酸欠状態にすることで消しますが、白炭は窯から炭を取り出し、灰をかぶせて瞬時に消します。
    その灰によって表面が白くなるため「白炭」と呼びます。

    窯から取り出す前に、精錬という工程で温度を上げ、炭素純度を高めるので煙や臭いの出ない質の高い炭を作ることができます。
    黒炭に比べ、手間がかかる上、同じ木材から約6割の量しか採れないため、高級な炭となります。
  • 並炭のナラ、クヌギは信級、信級周辺の信州新町、信更、大岡で採れた木です。
    杉、松は信級の間伐材、支障木を利用しております。
    古民家解体材は信級周辺の古民家(江戸〜昭和初期に建てられた建物)の解体材です。新建材を含まず、防腐剤の心配も無い建材を利用しております。江戸から昭和初期に信級周辺で伐採された木です。
  • 広葉樹は萌芽更新といって切断された木の断面から新しい命が芽吹きます。
    木が適期に切られることで若返ります。
    昔から、炭焼きが10~20年ごとに山に入ることで、里山は更新され続けてきました。

    ところが、炭の需要が無くなって山に人が入らなくなり、老木が増えナラ枯れなどの病気が発生する問題が発生しています。
    適期の伐採は里山を維持していくために必要な行為なのです。

    また、植林した山はさらに深刻な状況で、先輩方が一生懸命植林したものの、外国材に押されて全く採算が合わなくなったため、放置されている山が数多くあります。
    間伐がされずに放置された山は、暗くて下草が生えず、表土が流出しやすかったり、保水機能が失われてしまったりとたくさんの問題を抱えています。

    信級の山はお年寄りたちの努力によって比較的手入れがなされていますが、それでも木材の積極的な利用が必要なのです。

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その他

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